946三慈会病院 ちょっとした出来事

釧路三慈会病院で起きた最近の出来事やお知らせを更新していきます。

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Facebook 臨床検査科より

こんにちは検査科です。今回は肺機能検査についてお話します。

肺機能検査はぜんそく(喘息)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺疾患をはじめとする、呼吸器の病気が疑われるときや、その状態をみるときに行う検査です。

実際に口呼吸を行い、息を吸う力、吐く力、酸素を取り込む能力などを調べます。
当院では、次の項目の測定を行います。

*肺活量(VC):空気をいっぱい吸入して、いっぱい吐いた時の量です。通常性別、年齢、身長などによって計算した予測正常値と比較し、%肺活量として表します。肺の呼吸全容量です。80%以上を正常とします。

 *1秒率(FEV1.0%):肺活量を測定するときに、最初の1秒間に全体の何%を呼出するかの値です。肺の弾力性や気道の閉塞の程度を示します。弾力性が低く、閉塞があると値は小さくなります。70%以上を正常とします。
この2つの指標を使って、肺の換気の障害を拘束性と閉塞性及び両者の混合性の3つに分
けます。

 ☆拘束性障害:肺活量の低下は呼吸する肺の組織が減少したり、胸膜の病気などで見られます。(肺線維症、じん肺、間質性肺炎、古い胸膜炎など)

 ☆閉塞性障害:1秒率の低下が主な病気です。(喘息、慢性気管支炎、COPDなど)
また術前検査としても肺活量検査を行います。全身麻酔では人工呼吸器を使用するため、
呼吸機能を正確に評価することが術中の安全のために必要です。

他の生理検査に比べ正確な検査結果を得るためには、患者様の検査への取り組みが重要と
なります。ご理解・ご協力よろしくお願いします。


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